緊急トークイベント開催
2017年9月23日 ゲスト: 飯岡陸、長谷川新
展覧会タイトル
ground under
場所
SEZON ART GALLERY B1F、B2F
会期
2017年9月18日(祝)〜9月25日(月)
営業時間
11:00〜18:00
Preview event
2017年9月17日(日)*招待制
詳細は招待者にのみお知らせ致します
Live painting event
2017年9月18日(祝)19:00-22:00
出演:WHOLE9 / 入場料 1500円
展示アーティスト
秋山佑太
井戸博章
大槌秀樹
関優花
立入禁止
中島晴矢
ユアサエボシ
山田はじめ
KOURYOU
Zakkubalan
イベントパフォーマンス
WHOLE9
展示デザイン
余剰デザイン
展示グラフィック
スズキあゆみ
ウェブサイト
じょいとも
企画協力
mograg gallery
TAV GALLERY
中央本線画廊
沖冲
西田編集長
丫戊个堂
小林太陽
石山律
去りまた来る大規模災害と祝祭を前にして。共同体の「文化か安全か」。我々はその二者択一を突きつけられている。
この先、数十年後を考えるならば、第一に安全が重要であることは疑いの余地はないが、一方で共同体の文化や営みを考えることも同じく欠かせない。
この「いかなる街をつくるか」という難問を前に、我々はただ沈黙することは許されず、常に誰かに解答を迫られている。

約半世紀前に、生命として建築と都市を捉える想像力を掲げた先人がいた。
彼らは、都市全体を細胞の集まりと見立て、状況にあわせて生まれ変わっていくような、可変的で柔軟な身体性を持った都市を夢見た。
その思想は実らなかったが、この国が過渡期にある現在だからこそ、もう一度立ち戻って検証してみる必要があるのではないか。

わたしは「豊かな仮設」を試みる。

主に仮設という言葉は画一的で無機質な固いプレハブ小屋を想起させるだろう。わたしが提案する「豊かな仮設」とは、「風化と更新」をその特性とする。「豊かな仮設」における建築は、数年で建物自体が部材の劣化によって風化していくものである。
しかし、風化していく度に、進行形で移り変わる状況に対応していくような可変的な身体を志向する。ちょうど戦後の焼け野原に建ったバラックのように。
それこそが「豊かな仮設」であり、そしてその中で待つことで、かの難問である現在の街を考えるための時間を作る。
我々は「豊かな仮設」の中で暮らしながら、目下の地面を暴き出す。そうして現れた、歴史と文化が刻まれた地層の断面を解析し、最後に杭を打ち立て、新しい街をつくる足がかりとする。
すなわち、考えるために待つのだ。
そのための「豊かな仮設」である。

思考しながら待ち、地下を掘りつづけながらも潜伏し、手を止めることなく目前に広がる地層と対峙する。それは正しく、時間の蓄積であり、文化や歴史や因縁の堆積物との対話である。
縦方向に連なる層を読み解くために、わたしたちは遥か下方に潜りつづける。
座標軸にある理論上の原点に至るまで。

キュレーション 秋山佑太

秋山佑太

あきやまゆうた

美術家・建築家。1981年東京都生まれ。
展覧会の空間設計と建造物を扱う。東日本大震災、被災の地を中心に複雑な時を刻んで来た建物に「地霊」を呼び起こす作品を制作。高校時代から建築インテリアデザイン及び大工職人の技術を学び、2001年に3人組アート&デザインユニット「Design is design」の活動を開始。2016年「まったく新しいオルタナティブ・アートへ」と掲げた、ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の受講をきっかけにカオス*ラウンジに参加。企画・立案した展覧会「BARRACKOUT バラックアウト」を東京都江東区の民家にて共催。また「中央本線画廊」主幹。

主な展覧会
「東京国際家具見本市」 (東京ビックサイト/東京 2000)
「ア チェア イズチェア」 (原宿バージョンギャラリー/東京 2002)
「東京デザイナーズブロック」(東京 2002・2003)
「カオス*ラウンジ新芸術祭 市街劇 地獄の門」(福島県いわき市 2016)
「カオス*ラウンジ・UDOK共催 市街劇 小名浜竜宮」(福島県いわき市 2016)
「サイトスペシフィック疲れと、場所の憑かれ」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京 2016)
「BARRACKOUT バラックアウト」(江東区旧松田邸/東京 2016)
「ISETAN ニューアーティスト・ディスプレイ」(伊勢丹新宿店本館/東京 2017)
「Reborn-Art Festival」(宮城県石巻市 2017)

ウェブサイト http://yutumn.com

井戸博章

いどひろあき

彫刻家・保存修復研究員。1983年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院文化財保存修復彫刻修了。古典彫刻の研究と保存修復をテーマに作品を制作する。

主な展覧会
「瀬戸内国際芸術祭 2016 カオス*ラウンジ「鬼の家」」(女木島 2016)
「カオス*ラウンジ新芸術祭 市街劇 地獄の門」(福島県いわき市 2016)
「サイトスペシフィック疲れと、場所の憑かれ」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京 2016)

大槌秀樹

おおづちひでき

美術家。1981年千葉県生まれ。東北芸術工科大学大学院実験芸術領域修了。
身体と物質・記憶と場、事実と虚構などに着目し、行為から生まれる事象を映像や写真、パフォーマンスなどで表現している。現在は空洞化した中心市街地の廃墟や深夜の〈駐車場〉と、その対極にありそうでそうではない〈山〉を舞台に、時間帯による境界線や物理的な境界線上で行う行為の記録を行っている。また、他者の言葉を代行して語る『演説代行』パフォーパンスの実践・記録をする作品を制作している。

主な個展
「NUTS-Nowhere Un-Touchable Self-」(ARTZONE/京都 2014)
グループ展
「Myth in us」(Total Museum/韓国・ソウル 2009)
「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」(MISAWAKURASU+七日町御殿堰/山形 2016)
「山形藝術界隈展」(鶴岡アートフォーラム等/山形 2016)ほか

ウェブサイト https://www.zuchimekko.com

関優花

せきゆか

1997年アメリカ、ミシガン州生まれ、埼玉育ち。身長171cm。
筑波大学芸術専門学群美術専攻特別カリキュラム版画コース在学中。美学校「外道ノスゝメ」修了。何よりも心身の健康に自信がある。ひたすら真面目に過ごした学生生活が制作の出発点にある。

ウェブサイト http://cargocollective.com/yukaseki

立入禁止

たちいりきんし

若手アートユニット。
「都市空間の表層イメージ!剥離するテクスチャ・隔離するストラクチャ!構造・深層・下部構造が露わになる断層!崩壊のモメント・後悔のメメント!ここから先は立入禁止!」

中島晴矢

なかじまはるや

現代美術家・ラッパー。1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業・美学校修了。
美術、音楽からパフォーマンス、批評まで、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。重層的なコンテクストをベースに、映像や写真を中心としたミクストメディアで作品を発表している。近年は特に「散歩」を軸に据え、都市と身体を捉え直す試みを実践中。

主な個展
「麻布逍遥」(SNOW Contemporary/東京2017)
「ペネローペの境界」(TAV GALLERY/東京 2015)
「上下・左右・いまここ」(原爆の図 丸木美術館/埼玉2014)
「ガチンコーニュータウン・プロレス・ヒップホップー」(ナオ ナカムラ/東京2014)
主なグループ展
「INSECT CAGE」 (ANAGRA/東京 2017)
カオス*ラウンジ 市街劇「小名浜竜宮」(萬宝屋/福島2016)

ウェブサイト http://haruyanakajima.com

ユアサエボシ

ゆあさえぼし

美術家。1983年千葉県生まれ。東洋美術学校絵画科卒業。
戦前に生まれていたもう一人の私を想像する。
もう一人の私は、1924年に生まれ、1987年に63歳で死去した。
作品の大半は1983年の自宅火災で焼けてしまい、残ったのは僅かばかりの作品と創作ノートだけ。それらを頼りに現実の私が作品を再制作していく。
もう一人の私を設定することで過去への介入が可能となり、昭和当時の空気を感じ取ることが出来るかもしれない。
また現代と距離を取ることで、より多角的に現代を捉え直すことが出来ると考える。

主な展覧会
「第20回岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館/神奈川 2017)
「TWS-Emerging 2014/Newspaper collage project」(トーキョーワンダーサイト渋谷/東京 2014)
「GEISAI#19 ガブリエル・リッター賞 ユアサエボシ個展」(HIdari Zingaro/東京 2013)

山田はじめ

やまだはじめ

1988年長崎県生まれ。
2009年より独学で制作をはじめ、現代アートにおける制作手法・鑑賞体験の分析を主題に制作を行う。
エンジニアとして学んだ知識を応用して即物的な観点から効果的・効率的な制作方法を探求する反面、矛盾や非合理性を組み込んだ作品によって誤解や誤読を誘発し、美的価値判断が盲目的に行われることを鑑賞者に知覚させる。

主な展覧会
「一枚の絵の力」(BLOCKHOUSE/東京・原宿 2017)
「BARRACKOUT バラックアウト」(江東区旧松田邸/東京 2016)
「かがわ・山なみ芸術祭」 (香川 2016)
「FINALISTES FID PRIZE 2014」(フランス・パリ 2014)
「7th ARTE LAGUNA PRIZE ファイナリストエキシビション(25歳以下部門) 」(イタリア・ベネチア 2013)など。

ウェブサイト http://hajimeyamada.tumblr.com

KOURYOU

こうりょう

1983年生まれ。福岡県出身。
WEBサイト「クリックスピリット」(2008年~)、「パープルームHP」(2014年~)、「いわき伝説ノート-キツネ事件簿-」(2016年~)の管理人。
WEBサイトの制作から、絵、立体、インスタレーション、絵本など幅広い制作活動を行う。

主な展覧会
「であ、しゅとうるむ」(名古屋市民ギャラリー矢田/愛知 2013)
「LITTLE AKIHABARA MONUMENT」(みどり荘ギャラリー/東京 2013)
「LITTLE AKIHABARA MARKET」(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京 2014)
「パープルーム大学」(名古屋山下ビル/愛知 2014)
「パープルーム大学Ⅱ」(熊本市現代美術館GⅢ/熊本 2014)
「カオスラウンジSIX~イメージの他力本願~」(ビリケンギャラリー/東京 2014)
「パープルーム大学物語」(ARATANIURANO/東京2015)
「風景地獄~とある私的な博物館構想~」(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京 2016)
「パープルタウンにおいでよ」(パープルーム予備校/ 神奈川 2016)
カオスラウンジ新芸術祭 市街劇「地獄の門」「小名浜竜宮」(もりたか屋、UDOK/福島 2016)
「インターネット闇市」(3331ギャラリー/東京 2016)
「サイトスペシフィック疲れと、場所の憑かれ」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京 2016)
「カオスラウンジ7~Debri*Lounge~」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京 2016)
「パープルームのオプティカルファザード」(ギャラリーN/愛知 2016)
「始末をかくエキシビジョン~生活はふるさとのように上演されている~」(生活工房ギャラリー/東京 2017)
「メメックス-キツネの部屋-」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京 2017)
「恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」(ワタリウム美術館/東京 2017)

ウェブサイト http://www.kurisupi.com

WHOLE9

ほーるないん

ライブペイント、壁画制作を中心に活動するアートユニット。2007年に結成し、具象モチーフを描くhitchと抽象モチーフを描くsimoで構成される。ストリートアートをベースに、スピード感のあるライブ性の高い表現を得意とし、 2人で1枚の絵を描く。現代アートの複雑なコンテクストを放棄し、観る人が直感的に楽しめる力強い絵を創作する。クライアントワークではamazon, adidas, Redbullといった企業のイベント出演や広告物の制作、CM・PVへの出演を果たし、動画作品の制作やイベントのオーガナイズと活動の幅を広げてきた。近年はアメリカ、中国などでの壁画制作ツアーを成功させ、より広い世界でのアプローチを図る。

主な展覧会
「WHOLE9 EXHIBITION “CAЯAVAN”」( digmeout ART&DINER/大阪 2016)
「WHOLE9 EXHIBITION “hush&BAM!”」(digmeout ART&DINER/大阪 2015)
「WHOLE9 EXHIBITION “at HOME”」(digmeout ART&DINER/大阪 2014)
「WHOLE9 EXHIBITION “anyways”」(NOS ORG/東京 2014)
「WHOLE9 EXHIBITION ~ 根と花 ~」(TURNER GALLERY/東京 2012)
「WHOLE9 EXHIBITION ~ 根と花 ~」(digmeout ART&DINER/大阪 2012)
「the SIX 2011」(ラフォーレ原宿/東京 2011)
「WHOLE9 EXHIBITION ~ 抱いて HOLD ON ME!~」(ユーアーツギャラリー/大阪 2011)

ウェブサイト http://whole9-web.jp

Zakkubalan

ざっくばらん

Neo SoraとAlbert Tholenによるニューヨークを拠点としたアーティストデュオ。写真と映画の合間を交差するアート作品を制作している。2017年にはワタリウム美術館で作品を展示した。同年夏には石巻で開催されたReborn-Art Festivalにも参加し、短編映画とインスタレーション作品「Seachange」を制作。両名ともアメリカ、コネチカット州のウェズリアン大学を卒業し、現在Albertは2017年度のIFP Marcie Bloom Fellow in Filmとしても活躍中。

主な展覧会
「坂本龍一 | 設置音楽展」(ワタリウム美術館/東京 2017)
「Reborn-Art Festival」(宮城県石巻市2017)

ウェブサイト http://zakkubalan.com